VRChatで触れた優しさ デジタルの世界は温かくも冷たい

2020年5月6日水曜日

VRChat ゲーム 雑記

t f B! P L
チルいワールドで記念撮影


最近ひょんなことがきっかけでVRChatをプレイした。

元々何度かプレイしたことがあり、PCにはインストールしてあるという状態で、特に思い入れも無い感じだった。そんな僕が「VRChatっていいな」と感じる出来事があったので、紹介したいと思いこの記事を書いています。




きっかけはVR好きの友人だった


金髪のアバターが友人のcrane

インストールしたきっかけはVR大好きなクロスモーダル系男子の友人の勧めだった。VRの大きなイベントがあり、それを一緒に見に行こうと言われたのだ。これが2~3年前くらいの話である。

初めてのVRChatは「ゴーグルも無いし、こんなもんか」という感じで、特に感慨もなく終わった。そしてまた今回、そのイベントを見て回ることになったのがつい何日か前のことだ。


リアルなタチコマに感動

時が経ち感性が変わったのか、今回はゴーグルが無くてもすごく楽しめた。ワールド内の造形物に驚き、その精巧さに「おおお!」と声を出したり、友人たちと記念撮影をするくらいのはしゃぎっぷり。

それから幾つかのワールドを回り、一度小休止を挟むことになった。旅行をして見知らぬ街路歩く感覚、そして疲労感が実際のそれと似ていて「これが……クロスモーダル?」と力に目覚めた主人公めいたセリフが頭をよぎった


クラブ帰りは麺を食べたくなるもんです

イベントを見て回った後はクラブへ行き、外国人プレイヤーの流す音楽を肴にウォッカの瓶を手渡す作業に勤しんだ。インストールしてから数年が経過して、今の僕にとって「VRChat」は間違いなく楽しいものになった


会話をしてみたいという気持ちになった


古代兵器に埋まる僕

次の日の夜、ベットでゴロゴロしながら10年以上前のFRUiTSを読んでいると「VRChatでもするか」、という気分になった。ソロでプレイするのも初めてだし、自ら起動するのも初めてかもしれない。


楽しさを引きずる要因の一つ お金の滝

昨日の楽しさを引きずっている僕は「せっかくだし話してみたい!」と思い、目につくワールドを一つずつ入っていった。どのプレイヤーも外国人で、まるで意思の疎通が取れなかった。

僕の入ったワールドはどこも人が少なく、話をするにはいい環境だったかもしれない。しかし、勇気を出して捻りだした「Hi!」は打ち返されることはなく、入室と退室を繰り返した。


そして僕は気が付いたのである。「ああ、日本人と話せばいいのか」と


初心者ワールドで知ったVRの温かみとカオス


親切にしてくれたお二方

それから僕は日本の雰囲気のするワールドを探した。そこで見つけたのがゴールデン街を模したワールドだった。そして画像のお二方に出会ったのである。

日本人を見つけた僕はすぐさま声を掛けた。いきなりにも関わらず、とてもフレンドリーに対応してくれて嬉しかったのを覚えている。

自分が初心者であること・初めて日本人を見たことを伝えると「じゃあ案内しますか」とおもむろにポータルを開き、なんと初心者ワールドへのガイドを買って出てくれたのだ。

ワールド到着後は壁に掛かれたチュートリアルを丁寧に説明をし、対プレイヤーの設定等は「ここに実験台がおるじゃろ」とフレンド申請をさせてくれた。

チュートリアルも最後になり、記念撮影をしているとちょっとした事件が起こった。突然ディスプレイがVRゴーグルを模ったかのように紫色になった。そう、視界ハックである。

突然の出来事に僕のテンションは爆上がり。まるで攻殻機動隊の電脳ハックのようだった。日本人が集うこの初心者ワールドで人の温かみと悪意を味わい、僕のソロVRChatは幕を閉じた


こんな時だからこそVRChatをしてみよう


友人のcraneと僕、そして田中生活と記念撮影

思わぬ親切を受けて、僕はVRChatが好きになった。色々なアバターや世界観を楽しむのは少し癖になってくる。もちろん親切なだけでなく、視界ハックのような明確な悪意を身に受けることがこれからもあるだろう。

しかし、そういったことがあったとしてもVRChatの世界は魅力にあふれていると思う。外出自粛で外に出られない今だからこそ、より一層楽しめるのだと僕は感じている

VRゴーグルを買わなくても、興味のある人は気軽に友達とVRChatをインストールしてほしいと思う。

自己紹介

自分の写真
気になることが多く、ちょっと痛い独身男性です。このブログではそんな僕が「これはいいね」と思った情報を紹介していきます。

関連記事

QooQ